美しが丘西 季聞屋 - 美しが丘西 季聞屋

   四季に問う 美しが丘西 季聞屋

  

 

 

 

横浜市青葉区は美しが丘。その外れの西。

 

住宅地をのぞむ小高い農業専用地区『保木』にて、野菜と切り花の栽培を行い、畑の一角に設けた直売所にて、その販売を致しております。

 

『季聞屋』という屋号は季節の作物を栽培する当園にお客様から頂いた言葉をもじって設けたものです。

 

「あなたのところはお花屋さんになったり、野菜屋さんだったり、端境は休業してたり、まぁ!・・・気分屋さんでもあるのねぇ!」 といった具合に。

 
当農園は扱う品々が旬であることを前提としております。
 
「旬」という言葉は聞きあふれた言葉ではありますが、旬とは街に訪れるものです。
 
その人が暮らす街に。
 手を伸ばせばすぐ届く距離に。
 
はるか南や此方の北に訪れた旬を引き寄せるのではなく、あなたの暮らす、この美しが丘の西に訪れた旬の品々を楽しまれるのはいかがですか?
 
  
 
美しが丘の西で野菜がもっとも美味しい季節は夏と冬でしょう。
 
春にも冬と同じような野菜を『作ること』は可能です。ただ、寒さにあたってギュッと身を引き締め、糖を高めようとした冬野菜の味わいに、気温が上向く頃の、春の野菜は及びません。
 
また、秋にも夏と同じような野菜を『作ること』は可能です。ただ、強烈な日差し受け、焦がれるように薫り立つ夏の野菜に、日差しの弱まる秋の野菜は及びません。
 
野菜屋はやっても八百屋をするつもりはない・・・。
 
なら、春と秋は花がきれいな季節だし、花もちもいいし、野菜はやめて花を作ろうかと。
 
だから、お客様によっては我が家を「お花屋さん」と仰られたり、「野菜屋さん」と呼ばれたり、その呼び名もさまざまです。
 
販売しているものが花だったり、野菜だったり、その両方だったり、あるいは野菜の味の乗らない端境期と呼ばれる時期は休業していたり・・・。
 
栽培する当人たちはいたって真面目に取り組んでいるのですが、先述のように「あなたのところは気分屋ねぇ」というお言葉をいただくことも多々。
「季節を扱う仕事ですから」そう笑ってお答えしているうちに、この屋号「季聞屋」(キブンヤ)を2008年より設ける運びとなりました。

 

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